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 仕組みづくりの善し悪しが、企業の成長力、持続力を決定づけます。ひとりでできることが、2人でできるとは限りません。2人でできることが、4人でできるとは限りません。
 これまでは、日本経済全体が右肩上がりでした。全体のパイが増える中では、仕組みをつくらずとも、ひとり一人の頑張りで、何とかなっていました。
 ところが、日本経済のパイが増えず、競争が激しくなったことにより、仕組みづくりの善し悪しが企業業績に表れるようになりました。
 ひとりの知恵は、ひとりのものです。しかし、企業としての知恵になっていません。2人の知恵は、それぞれのものでしかありません。せっかく組織として大勢がいても、そのパワーが活かしきれていないのです。

 仕組みをつくるというと、単なるマニュアルや決めごとを連想する方がいます。ある一時点では大変有効なマニュアルも、できあがった瞬間からどんどん陳腐かしていきます。
 仕組みとをつくるということは、環境にあわせ変化していくDNAを組織に植えつけることです。そして、ひとり一人が見つけだした知恵を、組織の知恵として共有することに他なりません。
 なぜ、ひとつの企業で成績のいい営業マンとそうでない営業マンがいるのでしょうか?2:8の法則により、優秀な2割の営業マンが8割の収益を稼ぎ出すという側面もあります。優秀な人は、まわりのレベルが底上げされると、それ以上に努力して優秀さをさらに伸ばすということも真実です。
 しかし多くの場合は、情報や取り組み方のノウハウなどを独占しているだけとも考えられます。また逆に、個人の能力アップ、個人の力量に任せ、放任しているともいえます。
 このような状況で、企業が厳しい環境の中を生き残っていけるのでしょうか?個々人で取り組むべきことと、組織として取り組むべきことを明確に別ける必要があります。経営者は、仕組みづくりがどれだけできるかが問われています。仕組みを構築し、その仕組みに社員を乗せていく。そんな取り組みができなければ、組織としての力が増えることはありません。ましてや、体質改善などできるはずがありません。
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